2012年11月5日月曜日

諦めないv(。・ω・。)


昔、会社の研修であるセミナーを受けたときに
このような話を聞いた事があります・・・

ある少年、「デイビット」は小学校を卒業と同時に
農場に働きに出ました。
その後、色々な職業を経たのち、30歳後半には独立し
ガソリンスタンドを始めることにします。
しかし・・
大恐慌と干ばつなどによりガソリン代が
回収できなくなり、会社は倒産してしまいます。
さて、これからどうしようかと考えた彼は、
知り合いのガソリンスタンドの片隅に
小さなカフェを開くことにしました。
6席しかない小さなお店
しかもその時彼は40歳。
もともと料理には自信があったデイビットは、
料理の素材にもこだわりがあったため
そのカフェは結構評判になっていったようです。

順調そうに見える彼ですが
その時に、なんと息子の突然の死や
火災など人生のどん底を経験します。
それに加えて新たなハイウェイの建設により
車の流れが大きく変わってしまい、
客足が遠のき、店を手放さざるを得なくなります。

店の借金を支払い、彼の手元に残ったのは
やっと生活出来るだけのわずかなお金と
店で評判だった料理のレシピだけです。
家も失い、車で過ごす生活が続きます。
その時の年齢は、すでに65歳。

途方にくれるデイビット・・・
65歳で、何をしたらいいというのか・・・!?
しかし彼は諦めません!!!!
新たなビジネスを成功させようと一軒一軒会社を回ります。
とはいえ、彼の提案を聞いてくれる会社は現れません。
諦めない彼は何度も何度も回ります。
そして、やっと彼の話を聞いて初めての「イエス」にめぐり合うのです。
デイビットは、何回目にしてうまくいったのかというと、
10回目!?!?・・・いいえ。
20回目・・・いえいえ。
50回目・・・まだまだ。
100回目!?!?・・・いいえ、まだです。
では、200回目・・・いいえ。

なんと彼が断られた回数は1000回以上!!!!
1000回ですよ・・・1000回
普通なら1000回も断られたら諦めますよね。
100回でも諦めるかも・・・
デイビットはなんと、1006回目の交渉
初めての「イエス」にめぐりあったのだそうです。

それから1年後には、彼のビジネスを受け入れたお店は
150店舗に増えます。
そして、今では世界中に広がり
日本でもその店舗は見かけるようになっています。

そのお店とは・・どこだかご存知でしょうか!?!?
デイビット・サンダース・・・
そうです、カーネル・サンダースの
ケンタッキーフライドチキンです。
65歳になって財産を失っても諦めない。
1枚のレシピが人生を変えた・・・
営業をかけて1000回以上断られても決して諦めない。
その精神力はすごいものでしょう!!!

諦めなければきっと道は開ける。
こうして、デイビットのレシピは
今なお、引き継がれているのであります!!!
人の真似はしないこと。
自分の目と鼻と、舌と手の力を信じること。
どんな逆境にもあきらめず、どんなに時代が変わろうとも
かたくなに想いを貫いたカーネルの人間味こそ
「オリジナルチキン」の一番大切な
レシピなのかもしれません。
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